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ヒポリムナス・ボリナ
リュウキュウムラサキ(グレート・エッグフライ)
ウブドの陽光降り注ぐ庭園や開けた場所をひらひらと舞う、最も視覚的に美しい蝶のひとつが『リュウキュウムラサキ(英名:グレート・エッグフライ、またはブルームーン・バタフライ)』です。この種は顕著な「性的二型(せいてきにけい)」を示し、オスとメスでその姿が劇的に異なります。
オスのリュウキュウムラサキは、ビロードのような漆黒の羽に、それぞれ3つの大きく際立った白い斑点を持っています。太陽の光を浴びると、これらの斑点は信じられないほど美しい、虹色の深い青や紫色に輝きます。一方、メスは「変装の達人」です。メスはオスよりも体が大きいことが多く、その外見も様々ですが、捕食者を遠ざけるために、毒を持つマダラチョウ(クロウ・バタフライ)の模様(通常は黒褐色に白い模様)を見事に模倣することがよくあります。
この適応力に優れた蝶は、森の周縁部や庭園など、様々な生息環境で生き抜くことができます。幼虫は、当リゾートのジャングル周辺にも自然に自生しているキツネノマゴ科(コロマンデルなど)の植物をはじめ、様々な一般的な植物を食草とします。オスのリュウキュウムラサキが放つ眩(まばゆ)い輝きや、メスの巧妙な擬態(カモフラージュ)を観察することは、「サングラロカ・ウブド」を取り囲む活気に満ちた生態系で発見できる、多くのささやかな驚きのひとつなのです。