スジの葉
スジの葉
鮮やかな緑が広がるライステラス(水田)や熱帯の木々に囲まれた当リゾートのガーデンには、隠れた宝石とも言える『スジの葉』がひっそりと息づいています。学名を「ドラセナ・アングスティフォリア(Dracaena angustifolia)」というこの植物は、バリやインドネシアの食文化における定番ですが、その魅力は風味ではなく、ハッとするほど美しい深緑色にあります。有名なパンダンの葉が豊かな「香り」をもたらすのに対し、スジの葉はまるで絵の具のパレットのように、数え切れないほどの伝統的なスイーツに鮮やかで自然な色合いを与えてくれます。
Sanggraloka Ubudでは、真の「ファーム・トゥ・テーブル(農園から食卓へ)」の理念の証として、この美しいオーガニックガーデンでスジの葉を大切に育てています。その色を抽出するプロセスはとてもシンプルでありながら、バリの食文化の伝統において決して欠かすことのできないものです。葉を丁寧にすりつぶして絞ることで、力強い緑色の天然エキスが生まれます。この自然の染料は、パームシュガーを包んだモチモチのお団子「クレポン」や、「ダダルグルン(バリ風パンケーキ)」の繊細な薄皮など、人気のスイーツにあの特徴的な美しい色を与えるために使われています。
料理における役割だけでなく、スジの葉はその健康効果でも高く評価されています。抗炎症作用を持つ成分が含まれており、古くから呼吸器系の不調を優しく和らげたり、天然の抗酸化物質としてバリの民間療法で重宝されてきました。Sanggraloka Ubudでのご滞在は、こうした素朴でありながらも奥深いバリの文化要素を肌で感じる、特別な体験の一部です。ぜひ当リゾートの美しいガーデンを散策し、自然の恵みとバリの伝統とが美しく交わる様子を直接ご体感ください。